胃弱(ISさん)

 

○教室で学んだこと

 

私がこの教室に通いたいと思うようになったきっかけは、書店で見つけた先生の著書の「食べ物を変えると、からだも、運命も変わります。」という本のタイトルに惹かれたからでした。もう30年くらい胃が不調で、胃もたれしやすく、胃痛も頻繁にあり、どうにか治したいと思っていたからでした。以前通っていた整体では「胃炎と胃拡張」と言われました。食事内容を変えれば体調が良くなったり、玄米も体に良い事はわかってましたが、生き方や考え方も変えないといけないとはどういう事だろうかと思い、先生の教室に通ってみたいと思うようになりました。遠距離だったため迷いましたが、夫もわかってくれて通うことができました。

 

料理では包丁の持ち方や切り方も指導を受けます。
今まで誰にも教えてもらった事が無いので全てが自己流でした。お米や雑穀類を洗う時も水と一緒に流れそうになった時に「その一粒があなたの命と同じなのよ」と教えられました。地球上に何億ともしれない人間の中の一人でも大切な命と同じように、このお釜にある一粒もたいせつにしないといけないという思いが心に残りました。また作業中に先生は生徒それぞれの動きを良く見てくれていて、何かあるとすぐ注意をして下さいます。そして「とがめてるんじゃないのよ」とおっしゃいます。「そうか、こういうやり方はまちがっているのか」と物事本位で考えて「私って駄目なのね」などという自己否定をしないという考え方も病気治しにつながっていくのかと知りました。
また「病気の間でも人生のうち。治ってから何かをしようではなく今、その時にやる」ということも教わりました。これは私に当てはまる事でした。ちょっとした不調でも気になり、やる気が出ずに先延ばしをしたり「こんな体じゃなかったら色々とやれるのにな」と思ったりしていました。毎日が貴重な一日。自分の出来る事をやっていくべきなのだと学びました。

 

食事については、教室に通う以前は基本的に朝食と遅めの昼食の2回でした。ただ夫の夕食を作っている時に味見として少し食べたりしてました。食事内容の一例として

「朝食」

7分づき米、味噌汁(大根、人参、キャベツ、わかめ) 鮭、あかもく(海藻)

「昼食」

 7分づき米、味噌汁、焼きサバ、ヒジキ煮、小松菜と油揚げ煮、かぼちゃ煮

肉もたまに食べましたがどちらかというと魚(アジ、サバ、ブリ、しらす)などを良く食べていました。また間食もよくしていました。せんべいやクッキー類、パンを好んで食べていました。2回の食事量も多かったのですが満足感がなかったからです。

教室に通いだしてからの食事は

「朝食」

 梅生番茶

「昼食」

5分づき雑穀米、けんちん汁、納豆、梅干し、ほうれん草の胡麻和え、梅煮ごぼう

(夕食)

 5分づき雑穀米、けんちん汁、煮物(大根、人参、ゴボウ、コンニャク、厚揚げ)

キャベツ煮

血液検査でヘモグロビン値が少し低めだったので、ミネラル剤も取っています。

玄米はまだ胃もたれをしてしまうので分づき米を食べています。味噌汁はだいたい、けんちん汁にしています。けんちん汁自体が好きなのと、玄米ほどではなくても少しでも排毒作用があればと期待して。ただ今だに食べ過ぎるのと菓子類やパン類を止める事が出来ずにいます。

 

半年間教室に通ってみて、玄米を食べれていないので体調の大きな変化はありませんが、それでも、

左腕を上げてひねった時の痛みはいつの間にか無くなったり、逆流性食道炎の症状なのか起床時にあった

のどの痛みや不快感が無くなったり、胃痛やもたれ感が減ってきました。大きな便りも以前はコロコロ状

の時が多かったのですが、バナナ状の日がふえてきたり、食事を取らないと出る事はほとんど無かったの

が、たまにですが起床後や昼食前に出たりする日があります。



恭子注:
これは大きな変化ですよね、皆さん。
この少し(?)の変化にもっと感謝できるようになると
もっと心も明るく、そして身体も元気になられるでしょう。

どんな環境や体調でも今生きている事、こうして遠い所から教室に通えた事、その事に理解をしてくれた夫に対しても、そして全力で指導してくださった先生にも感謝しています。一旦教室を離れる事になりますが、先生のブログや著書を読んだりして教えてもらった事を忘れないようにしたいと思います。半年間ありがとうございました。


 恭子から一言
 この方に、
最初私が出した「処方箋?」は、ご主人に「ありがとう」と感謝すること、じっさいに「ありがとう」ということ
でした。
卒業のころには、本来持っている可愛らしさがでて笑顔が増えました。
笑顔の彼女はとても素敵でした。